職種紹介

横浜銀行は、法人渉外、個人渉外をはじめ、カスタマーサービス職、デジタル・ICT系業務、融資部や人財部など、
支店および本部におけるさまざまな職種によって成り立っています。入行後に大きく広がる活躍のフィールドを紹介します。

支店

一人ひとりのお客さまにきめ細かな金融サービスを提供します。

支店長・副支店長

横浜銀行の経営方針に基づき、個人・法人のお客さまに最適なサービスを提供するとともに、支店全体の運営を統括します。地域によってさまざまな特性を持つ当行の営業エリアにおいて、支店の支店長・副支店長はトップマネジメントとして様々な判断・決裁をおこない、お客さまへのご融資や、ビジネスマッチング、事業承継などのソリューションを提供していきます。また、蓄積してきたスキルやノウハウを担当者へ積極的に還元することで、「はまぎんらしさ」を次世代に繋げていく役割も担っています。

法人渉外

企業経営に必要な運転資金、工場建設や機械購入のための設備資金等のコーポレートファイナンスに加え、お客さまの第一のパートナーとして、M&A、事業承継、海外進出などの経営課題解決のためのアドバイスをおこないます。また、従来のファイナンス領域を拡大し、アセットファイナンス・プロジェクトファイナンス等のノウハウを高め、より付加価値の高いファイナンスやソリューションを提供しています。

個人渉外

一生涯のパートナーとして、お客さまのライフステージに応じた最適なソリューションを提供し、人生100年時代におけるお客さまの暮らしをサポートします。個人のお客さまにはゴールベースアプローチに基づく金融資産の運用、マーケット環境を抑えたアパート・マンションをはじめとする不動産および土地の活用、外部専門家と連携による資産相続に関するアドバイスなど、オーダーメイド・ワンストップでの総合的な金融コンサルティングをおこないます。

サービスアドバイザー(SA)

各支店の個別ブースで来店されたお客さまとじっくりと対話を重ねながら、お考えや情報を丁寧にお聞きし、その人に合った提案をおこないます。お客さま一人ひとりに応じた資産形成のご支援、金融資産管理のご支援をおこなうことで、信頼関係を構築できるやりがいがあります。

店頭サービス

支店の「顔」として、各支店のカウンター・後方ブースにて、預金口座の開設や振込、納税等のあらゆる事務手続きを担当します。お客さまのニーズやご依頼事項に的確にお答えすることで、お客さまの満足度向上に努めます。

融資・外国為替窓口

一部店舗において融資窓口では融資に関する相談や事務手続き、債権管理等を担当します。外国為替窓口では、外貨両替、海外への送金手続き、貿易事務をはじめ、海外取引事務全般を担当します。

住宅ローンセンター

神奈川県・東京都における全17か所の専用窓口で住宅ローンに関するご相談、契約、実行業務を一貫して担当します。住宅はお客さまにとって人生最大の買い物のひとつになりうるもの。親身な対応と金利動向・税制に関する豊富な知識が不可欠です。

本部

経営環境の変化を読んでお客さまと支店を支え、新たなビジネスを創出。

総合企画部

経営計画の策定、本部各部の企画・施策の総合調整など、銀行全体のあらゆる施策に深く関与する部門。事業戦略の立案、グループサステナビリティ方針の策定、関連事業の統括、ALM(市場金利に対する資産・負債の価値変動のリスク管理)、広報(リリース配信等)など、幅広い業務を担います。常に当行、コンコルディアフィナンシャルグループ全体を俯瞰した業務遂行、意思決定をおこなっています。

営業戦略部

国内営業にかかわる営業戦略を策定し、地域・地区の目標実現に向けた推進施策のプランニングとマネジメントを行います。高度化する法人のお客さまのニーズを捉えたファイナンス商品の企画、多様化する個人のお客さまに最適な金融サービスの企画・開発と推進を担当します。また、各種ローンセンターの管轄、規制緩和等の調査、リアルチャネル(店舗)やダイレクトチャネル(Web)に基づいた戦略策定やデータベースマーケティングをおこないます。

地域戦略統括部

地域戦略にかかる方針を策定し、人口減少対策や経済活性化などに対し、横浜銀行として具体的な施策の企画・立案をおこないます。また、地方創生に関する中央官庁、地方公共団体、学校法人、民間企業との連携コーディネートについても積極的に関与し、ときにプレイヤーとして、ときに営業店とのブリッジ役として使命を果たします。地域に根ざすソリューション・カンパニーを実現するためにも、地域特性を踏まえた地域ごとの将来のビジョンを策定し「まち」「ひと」「仕事」の3分野で継続的なバックアップをおこないます。

デジタル戦略部

ミッションは、顧客体験向上や銀行の業務改革を実現するDXの推進。銀行が持つビッグデータとAI・デジタル技術を組み合わせたビジネスモデルの創出、マーケティング戦略の企画・立案を中心に、店頭業務・オペレーション改革、決済・キャッシュレス改革の進展という役割を担っています。

ソリューション営業部

法人のお客さまに対しては、支店や外部出向などでノウハウを蓄積したコーポレートアドバイザリーが支店の担当者とともにお客さまのパートナーとして、成長ステージ・ニーズに合わせた付加価値の高いファイナンスを提供します。個人のお客さまには、部内のウェルスマネージャーと各支店の担当者が連携し、オーダーメイドで専門的なソリューションをご提案します。また、サステナブルファイナンス、ストラクチャードファイナンス、M&A、事業承継などの各専門チームがお客さまの経営に深く関与する課題の解決に向けて最前線で活躍しています。

国際営業部

海外戦略全般の企画・立案を担い、上海支店、シンガポール支店、香港・バンコク・ニューヨークの駐在員事務所、アジア各国の現地銀行と連携して情報を収集し、お客さまの海外ビジネスを支援します。若手からトレーニーとして現地の提携銀行で実務を経験するチャンスもあります。駐在経験者は、海外業務で培った経験やグローバルな視点を国内での渉外活動に還元し、お客さまの海外進出を海外拠点と連携しサポートします。

市場営業部

高度な市場知識と相場観を有する専門家が集まっている部門です。銀行全体の円貨・外貨の資金量を管理するとともに、各ディーラーは刻々と変化するマーケットの動向を見極めながら株や債権への投資を通じて運用収益の最大化を目指します。またマーケットでのリスクヘッジを図りながらお客さまに提供する商品のプライシングや、デリバティブ商品の企画や開発も担います。

事務サービス部

銀行全体の事務管理・事務集中全般を統括・調整します。DXの観点で事務手続き全般に係るプロセスの改革に取り組み、お客さまに円滑な金融サービスを提供するための企画や立案に取り組んでいます。また、事務サポートセンター、融資業務センター、外為事務センター等に各種取引を集約し集中的に処理することで、銀行として業務の最適化とスピードの確保に取り組んでいます。

ICT推進部

本部業務の効率化・高度化を目的として、ICT(情報通信技術)を活用した情報化戦略の企画立案および商品・サービスの開発やサイバーセキュリティ対策を先端で担います。銀行業務の基幹システムであるMEJARや、お客さまへの最適なサービス検討には不可欠なCRMの企画・運営を担い、外部ベンダーとの調整もおこないます。金融とICTに精通するスペシャリストとして専門的な知識を活かすことができます。

リスク管理部

お客さまへ安定した金融サービスを継続的にご提供するため、経営全般にわたる与信ポートフォリオの分析、リスクリターンの分析やモニタリング等により、各種リスクの総合管理、リスク管理体制の構築・整備を担当。銀行全体の自己資本比率のモニタリングを行いバーゼル規制への対応も担います。また、金融インフラとしての責務として、市場の健全な経済活動を維持すべくマネーロンダリングなどの金融犯罪対策もおこないます。

融資部

個人・法人のお客さまからの融資のお申し込みに対し、支店と連携しながらさまざまな視点で検証・審査します。審査にあたっては金融・税務・財務だけではなく、お客さまの内部・外部の環境分析など、業界動向に関する幅広い見識が求められます。

人財部

人は財(たから)という想いに基づき、人事制度企画、採用、配置、教育研修など人事全般の運営・管理を担っています。ソリューション・カンパニーの実現のため、多様な人財一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境と教育研修制度の整備等に力を入れています。また、キャリアオーナーシップの浸透、タレントマネジメントの高度化、DEIのさらなる推進による最適かつ多様性に富んだ人財ポートフォリオの構築と、これまで築き上げた「はまぎん」らしさの融合によって、エンゲージメントを高め、魅力ある人財基盤の構築を実現します。

横浜銀行の渉外担当

お客さまと銀行をつなぐ窓口として、預金、貸出、為替業務に深くかかわりながら、対話を通じてお客さまの悩みや課題、要望を把握し、解決策を提案します。
ここでは横浜銀行の法人渉外、個人渉外の仕事についてご説明します。

法人渉外の仕事

融資、事業承継、ビジネスマッチング
多様な方法であらゆる企業の経営課題を解決。

地域に根ざして経営を続けている中堅・中小規模の企業や日本を代表する上場企業、成長著しいベンチャー企業、スタートアップ企業等を幅広く担当します。中堅・中小規模の企業では経営者に直接お会いしてヒアリングをおこない、融資、事業承継、ビジネスマッチング、海外進出支援など幅広いニーズに対し最適なソリューションを提案します。上場企業では多くの場合、経営・管理部門へアプローチします。提案内容は、運転資金・設備資金などの一般的なコーポレートファイナンスから、LBOローンやサステナブルファイナンスなどのストラクチャードファイナンスにまで広がります。お客さまの抱えるニーズや課題に真摯に向き合い、経営戦略に深く関与する付加価値の高いソリューションを提供することが使命です。

法人渉外のおもな
コンサルティング内容

運転資金・設備資金のご融資

運転資金は商品・材料の仕入れや決済に必要な資金。設備資金は、工場の機械や車両などの設備購入、オフィス、店舗、工場などの増改築のための資金です。これらの融資は法人渉外の根幹。財務データや保証・担保にとらわれずに最新かつ正確な情報を収集し、事業内容や将来性を正当に評価することが求められます。

事業承継

事業承継は企業の経営者にとって最大の課題のひとつ。親族内に後継者がいない。相続税の資金を確保できていない。株式が分散している。自社株式の評価額が分からない。こうした課題の認識を税理士、公認会計士等の外部専門家と連携しておこない、企業の持続的かつ安定的な成長・発展を実現します。

ビジネスマッチング

お客さま企業の経営課題を解決するため、横浜銀行のお客さま同士をお引き合わせします。知名度は低くても地元では素晴らしい実績を持つ企業をご紹介するなど、お手伝いできる機会は無数にあります。

M&A(企業の買収・合併)

近年は大企業の規模拡大だけではなく、中小・中堅企業の事業承継問題の解決手段にもなっているM&A。各支店の法人渉外担当はお客さま企業と本部を結ぶ窓口となり、情報の入手・分析、手法の選定、相手方と株主への伝達、取引価額・条件設定のアドバイス、買収・売却スキームの策定などを担います。

海外進出のサポート

横浜銀行は、アジアでは中国、インド、フィリピン、ベトナム、タイ、インドネシアの金融機関と提携し、日本企業の海外進出を支援しています。各支店の法人渉外担当は、国際営業部と連携し、現地情報の提供、不動産会社や経営コンサルタントなど、現地法人の運営上必要な専門家や企業の紹介などをおこないます。

個人渉外の仕事

資産運用、アパートローン、相続をはじめ一生涯のパートナーとして
一人ひとりのライフステージに応じたソリューションを提供。

お客さまは、金融資産をどのように増やすか、遺すか悩んでいる方をはじめ、土地所有や賃貸マンション・アパート・駐車場・投資用不動産所有のオーナーの方、収入が潤沢でサイドビジネスとして投資をお考えのビジネスパーソンや企業の経営者の方等様々です。コンサルティングの内容は、資産形成、ローン、保険商品、土地活用、アパートローン融資、相続などが中心になります。各支店の担当者とソリューション営業部を中心とした本部行員との連携によって、オーダーメイド・ワンストップでのソリューションを提供します。

個人渉外のおもな
コンサルティング内容

資産形成

お客さま一人ひとりのライフスタイル、目標、リスク許容度に合わせてオーダーメイドの資産運用を提案します。投資信託、NISA、iDeCo、積立預金等、さまざまな商品から最適なポートフォリオを作成し、市場環境やライフステージの変化に応じて見直しもおこないます。

ローン

住宅ローン、マイカーローン(自動車ローン)、教育ローンなど、ライフプランを実現するために必要な各種ローンの提案をおこないます。

保険商品

健康保険や介護保険等の公的な保障や預貯金等による準備ではカバーしきれない経済的な負担の備えとして、また、貯蓄の計画的な運用の手段のひとつとして『個人年金保険』『終身保険』『医療保険』『介護保険』などの商品をご提案します。

アパートローン融資

土地活用のご提案や、賃貸住宅の新築・購入資金、ならびに増改築・補修・リフォーム資金、賃貸住宅を建てるための土地購入資金などの融資です。お持ちの賃貸住宅に対する他の金融機関からのアパートローンのお借り換えもご提案します。

相続

「築き上げた大切な財産を次の世代に渡したい」という、人生最大のお悩みを解決。 お客さまが遺してあげたい方々に遺したい割合でお金をお渡しする『おかねの信託』の手続き、生前贈与、遺言書の作成、遺産整理のお手伝い、財産承継のプランニングなど、お客さまのシニアライフを全般的にサポートします。

横浜銀行の渉外の特徴

支店の渉外担当と本部の行員、外部の専門家はひとつのチーム。

横浜銀行の渉外は、お客さまのニーズに応じたオーダーメイドのコンサルティングをおこなうため、法人・個人のどちらにも精通する本部のプロフェッショナル集団と連携します。たとえば、相続税対策や事業承継ではソリューション営業部のウェルスマネジメント推進室と連携します。海外進出のご相談には国際営業部、為替予約や金利スワップなどのご相談には市場営業部と連携して課題の解決策を提案します。

本部の連携する部署の行員の多くは、渉外業務の経験者。支店の渉外担当が時間をかけて築き、維持してきたお客さまとの信頼関係が変わることがないよう配慮してサポートをおこないます。知識が豊富でアクションも早いので、毎日多くのニーズや課題と向き合う渉外担当にとって不可欠な存在と言えるでしょう。
また、案件の内容によっては、税理士法人、不動産会社、司法書士法人などの専門家に協力を要請。渉外担当、本部、外部の専門家がチームを組んでお客さまの課題解決に取り組みます。

キャリアチェンジで重視するのは本人の意思と適性。

個人渉外と法人渉外のどちらからスタートして、いつキャリアチェンジするか。その点で明確な基準はありません。行員のキャリア形成において横浜銀行が最も重視しているのは、本人の意思と適性です。

先輩たちのなかには自らの意思で個人、法人のいずれかを選択して継続している人もいれば、異動のタイミングでキャリアチェンジを希望して叶えた人もいます。また、支店によっては新規お取引先の獲得に専念してめざましい成果をあげている渉外担当もいます。

共通しているのは、自らの適性を分析して意思を伝えているということです。当行は、やりたい仕事、希望する部署を明確にしておけば実現する可能性が高い組織。たとえ今、入社後の自分をイメージできなくても、どんな仕事にも積極的に挑戦するという気持ちでスタートすれば、進むべき道が見えてくると思います。
先輩から学生の皆さんへ

地域の知られざる歴史や文化に触れ
人々の生活と会社の成長を支える。

観光都市・横浜に工業都市・川崎。漁業がさかんな三浦半島。リニア中央新幹線による経済効果が期待される相模原。大学や企業の研究所が集まる厚木。豊かな自然を活かしたレジャー・観光施設と工業団地が混在する湘南。城下町として栄えた小田原。そして、日本経済の中心・東京等

生まれ育った地域、学生時代を過ごした街から離れたくないという理由で当行に注目されている方もおられると思いますが、神奈川・東京に約200店舗を展開する横浜銀行では、支店ごとにまったく違う地域の歴史や文化に触れることができます。

そして、その地域に根ざして発展を続けてきた企業と、長年にわたって暮らしてこられた人々との出会いがあります。渉外は、こうした面白さを最前線で実感できる仕事です。地域創生の担い手としてのやりがいも十分に感じていただけると思います。

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