デジタル戦略部 業務改革企画グループ ビジネスアシスタントリーダー
2016年入行 理工学部卒
H.O
大学ではデータマイニングの研究室に在籍し、AIの開発言語として知られるPythonについて理解を深めた。入行後は相模原駅前支店で個人渉外を担当。4年目に公募制度を利用してデジタル戦略部へ異動した。休日はダーツ、都内の散策、動画鑑賞などを楽しむ。
※紹介行員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります
学生時代はAI(人工知能)に関する研究をおこなっていたので、就職活動もIT業界を中心に進めていました。そのなかで『FinTech』という言葉に出会い、多くの人々の生活を支えている銀行のサービスを、デジタル技術によってより豊かに変えていくことに魅力を感じました。最終的に横浜銀行を志望した理由は、横浜銀行の前向きな社風です。行員座談会で先輩たちと話をして職場の雰囲気や仕事に対する考え方を知り、ここでなら楽しくやっていけそうだと感じました。
AI、RPA(ロボットによる自動化技術)といった最新のデジタル技術を活用して、銀行業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進しています。具体的な仕事は、本部のさまざまな部署の業務に関する課題をコミュニケーションによって洗い出し、解決策を検討すること。AI開発など、デジタル技術の開発も一部自分でおこないます。これまでに不正取引をAIで監視するモニタリング・リスク検知システムの開発やAIを活用したお客さまのニーズ予測分析などをおこなってきました。
ウェビナーへの参加や、システム開発会社との打ち合わせを通じて学ぶ最新のデジタル技術を、銀行業務のなかでどう活用していくのかを検討する過程が好きですね。達成感を覚えるのは、DX推進を実現し、ユーザーである行員の反応が良かったとき。お客さまとの面談記録において、入力項目が多くチェックにも時間かかるという営業店の課題を解決できたときは、各支店から届いた感謝と労いの言葉に感激しました。プロジェクトメンバーからは「あなたがいなかったら実現できなかった」と言ってもらえたのも嬉しかったです。
本当にやりたいと思った仕事に挑戦できる制度と環境が整っていることです。例えば行内公募制度がその1つ。私はFinTechを仕事にするという未来を描いて入社しましたので、キャリア面談では毎回、「行内公募制度を利用してFinTechの分野に挑戦したい」と上司に伝えていました。新人の頃から応援してくれて、異動が決まったときに気持ち良く送り出してくれた上司には本当に感謝しています。
銀行業務のデジタル化を進めるにはAIやRPAに関する理解が不可欠なので、これからも行内の啓蒙活動を積極的に展開していきます。また、2022年度からはデジタル戦略部に本部専門コースで採用された新入行員が配属されています。プログラミング経験があったり、経験がなくてもDX推進に前向きな気持ちを持った新入行員は頼もしく、本部や支店業務の知見が求められる場面ではしっかりフォローして成長を後押していきたいですね。
満員電車を避けるためフレックスタイム制を活用している。
行内と外部の協力会社からのメールを確認。緊急対応が必要な場合はスケジュールを組み直す。
行内システムの開発を委託している協力会社とWebミーティング。開発系プロジェクトの進捗確認やAI分析に関する課題解決の相談が中心。
上司、同僚と社員食堂へ。天気がいい日はみなとみらいの飲食店へ出かける。
リスク管理部や人財部をはじめ、本部の各部署からヒアリングをおこないAI分析の案件を発掘。場所は本店15階のカフェや食堂、ラボが多い。
AIや業務の効率化・自動化ツールの開発、翌日のミーティング用資料の作成など。ウェビナーでデジタル戦略のトレンドやPythonといった開発手法などを学ぶこともある。
帰宅後は動画を観て過ごすことが多い。友人とのダーツ、同僚や上司との飲み会など、以前の日常も取り戻しつつある。