ソリューション営業部 コーポレートアドバイザリーグループ シニアビジネスリーダー
2007年入行 政治経済学部
K.T
法人渉外担当として関内支店に5年、平塚支店に4年間在籍。その後、行内公募制度を利用して政府系金融機関へ出向。上場企業へのソリューション提案と事業性評価スキルの向上に取り組む。出向から帰任後、2019年4月にコーポレートアドバイザリーグループの立ち上げメンバーとしてソリューション営業部へ。
※紹介行員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります
神奈川・東京に本社を置く上場企業のお客さまに対して、財務戦略や資本政策に関するご提案をおこなっています。内容は、ハイブリッドローン(返済の優先順位が低いローン)や外部機関と連携したエクイティ・ファイナンス(企業が新株を発行して、事業に必要な資金の調達を行うこと)が中心。株主やステークホルダー向けの公開情報をもとに財務戦略や資本政策の方向性を理解し、シニアローンや事業承継の提案をおこなってきた支店の担当者とともにニーズを想定したうえでアプローチします。
当行は1,000社を超える上場企業と接点がありますが、これまで先輩方が築き上げてきたお客さまとの信頼関係のおかげで、上場企業でも経営陣の方とディスカッションできる機会が多くなっています。地域を代表する上場企業の経営陣に向けて、オーダーメイドの提案を組み立て、その提案に共感していただけたときにやりがいを感じます。また、提案内容が具現化した場合は、長期間にわたる厳格な情報管理が必要となるため、案件のクロージングに伴って情報開示がなされたときは達成感があります。
知見を広め、深めることです。資本政策の提案は長期にわたることが多いので、株主やステークホルダー向けに公開されている情報は常にチェックしてプランをブラッシュアップしています。ソリューション営業部には外資系証券会社の出身者をはじめ、地域金融機関とは違う形で上場企業と関わってきた人財が揃っていますので、彼らの知識とノウハウも積極的に吸収しています。
同じ神奈川県内でも、人口が増加している地域もあれば、人口は減少しているものの全国有数の観光地を抱えるような地域もあり、お客さまがそれぞれのエリア特性に応じたビジネスを展開しています。そのため、配属先によっては、金融サービスの提供はもちろんのこと、地方創生まで踏み込んでいくようなテーマも追求できるのが当行の特徴です。行内公募制度をはじめ、行員のキャリア形成を後押しする制度が整っていることも魅力の1つ。私は現在の部署に来る前に2年間、行内公募制度を利用して政府系金融機関へ出向したことで、上場企業へのソリューション提案と事業性評価について学び、視野を大きく広げることができました。
入社当時は支店と本部で経験を積んで支店長をめざす、というキャリアパスしかイメージできなかったですが、今は違います。近年、銀行の業務と行員の働き方は大きく変わりました。そして、これからも社会のしくみやお客さまのニーズの変化に応じて、新しい部署やポジションが生まれていくことでしょう。ですから私も新しいことに挑戦しながら成長を続けていきたいです。目の前の仕事を多角的に捉えて試行錯誤を繰り返していたら、面白そうな部署に来た。そんなキャリアステップが理想ですね。
通勤電車で経済紙の電子版を読むのが朝のルーティン。目を通すのではなくしっかり読むことを意識している。
行内通達を確認し、前日の終業後に届いたメールに返信。
月曜日は部内の全体ミーティング。グループごとに目標に対する進捗と今後の見通しを発表する。その後、グループ別のミーティングに移行。メンバー間の情報共有をおこなう。
プレゼンソフトを使って上場企業のお客さま向けの提案資料を作成。20~30ページのボリュームになることも珍しくない。グループの立ち上げ当初はプレゼンのトレーニングに取り組んだ。
個別案件の契約書内容について、弁護士と打ち合わせ。Webミーティングが定着している。
ほぼ毎日、14階の食堂を利用している。
上場企業の経営部門、財務部門の方にお会いして資本政策の提案をおこなう。基本は対面だが、Webを希望されるお客さまも増えてきた。
お客さまへの提案内容を固めるため、証券会社やPEF(プライベート・エクイティ・ファンド)、協調金融機関などとディスカッション。
お客さまへの提案内容について、支店からの問い合わせに対応。融資金額が大きい案件を進める場合は、行内の各部門と事前に方向性を調整することが多い。
家族とのコミュニケーションを大事にしており、まっすぐ帰って家族と過ごす。