渋谷支店 法人渉外 課長
2006年入行 経済学部卒業
N.K
キャリアのスタートは新百合ヶ丘支店の融資課。その後、法人渉外担当となり、2011年に異動した町田支店で産休・育休を取得。恵比寿支店で復職し、2度目の産休・育休を取得。渋谷支店で復職し、フルタイム勤務で育児と課長職を両立している。休日は子どもと公園で遊んだり、プールに出かけたりして運動不足解消に努めている。
※紹介行員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります
アパレル、IT、飲食チェーンなど、渋谷エリアに本社を置くお客さまを担当している3名の部下のマネジメントとサポートが私の仕事です。先行きが不透明な状況が続いていることや、渋谷という場所柄、スタートアップの企業が多く、新規のお客さまにご挨拶をさせていただくときは運転資金について相談を受けることが増えています。メインバンクの動向を見ながら慎重に進めていくことが求められることもあり、県内とは違った経験ができる店舗と言えますね。
前のめりになり過ぎないことです。大きな新規案件を獲得したとき、お客さまに指名を受けたとき、渉外担当はなんとしても成功させたい、最後までやり遂げたいという気持ちになるものです。その勢いを損なうことなくリスクを管理できればいいのですが管理職として未熟な私はまだそこまでの技量を持ち合わせていません。ですから部下を称えながらも「冷静になろう」「目線を変えて考えてみよう」と言い聞かせています。
法人渉外の面白さは、あらゆる業界の経営者や経営部門・財務部門の責任者の方と直接お会いして、仕事について、人生や経験について話ができること。それは課長になった今も変わっていません。ただ、話をお聞きするだけでは仕事とは言えませんし、そもそも会っていただけません。ですから業界動向は常に把握していますし、事業承継、M&A等については行内の資格試験や通信講座を活用して専門知識のバージョンアップに努めています。
入行3年目、支店にとって最も大きな融資先の1つを倒産という形で失ったことです。私は渉外担当として本部と一体になって与信管理をおこなっていましたが、最悪の結末に・・・・・・。自分の無力さとともに、自分の担っている仕事の責任の重さを痛感した出来事でした。以来、融資業務は横浜銀行を信頼していただいているお客さまの大切なご預金が原資になっていることを常に忘れずに業務に取り組んでいます。
うれしかったのは、新人時代にお世話になった先輩・上司と、数年後、別の店舗や業務で一緒に仕事ができたこと。神奈川・東京に200もの店舗がありながら、再会の機会があるのですから人のつながりの強さを感じますね。キャリア開発の制度が充実しているのも当行の特徴だと思います。なかでも支店長や課長等のポストにも自分の意思で応募できるポストチャレンジ制度に、人財に対する銀行の期待を感じます。スキルアップに努め、管理職と育児の両立をめざす女性も増えていくのではないかと思います。
朝食をとり、夫と協力して子どもの登園準備。近くに住む親に保育園の送迎を任せて出かける。通勤時間は約1時間。電車内では経済紙に目を通す。
メールを確認・返信し、前日の業務日誌を作成。オンラインのスケジュール表で部下に同行する時間と会社を確認する。
課長以上の役職者が集まり、目標達成に向けて作戦会議をおこなう。Webミーティングも取り入れながら開催。
取引先の管理表や稟議書など、回付されてきた書類の確認、部下の担当案件の進捗確認など。
担当者に同行してお取引先を訪問。移動はバスと電車。来店された方の応接を含め、1日の同行数は3~4件。
支店内の食堂でお弁当を食べる。
担当者に同行してお取引先への訪問と来店されたお客さまの応対をおこなう。渋谷エリアはアパレル、飲食、IT企業が多いのが特徴。ここ2年は運転資金の相談が中心になっている。
最寄り駅のスーパーで買い物をして、実家へ子どもを迎えにいく。一緒に遊び、寝かしつける時間に幸せを感じる。