融資部 経営サポートグループ グループ長
2005年入行 商学部卒業
T.T
茅ヶ崎支店からスタートして2年目より法人渉外。その後、元町支店で債権管理担当となり、新宿支店で融資課長と法人渉外課長を歴任。2020年より融資部サポートグループ。現代アートが好きで、家族旅行の行き先や工程も美術館ありきで決める。
※紹介行員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります
各支店の法人渉外担当者と一緒に業績が悪化しているご融資先を訪問し、経営者の方から現状のヒアリングをおこないます。そして、コンサルや税理士などの専門家の意見も聞きながら今後の経営計画をご融資先と一緒に検討し、経営の正常化をめざします。経営サポートグループのメンバーは6名。それぞれが専任という形でエリアと業種を担当していて、私は神奈川県中部エリアと飲食業(約60社)を担当しています。
業績が悪化しているお客さまに対して私たちが話をしていく内容は、時にはコストカットといった、現実的な施策提言も含まれます。そのため、厳しい面談となる事もしばしばです。それでも、経営サポートグループの仕事では企業の社長さまと向き合い、企業経営についてじっくりと話をうかがうことができる。私はその点にやりがいを感じています。
憎まれ役になるのを怖れないことです。生活様式が大きく変化した今、企業の業績を回復するためには、損益構造を見直した上で策定した計画を日々確実に実行していただく以外にありません。そして私たちができることは、その進捗をしっかりと管理すること。できていなければ奮起を促さなければなりません。つくづく難しい仕事だと思いますが、経営者の方に危機感を与え、マインドを変えるのも銀行の役目なのです。とはいえ、お客さまと支店の担当者との信頼関係が崩れてはいけないので、本部の私が矢面に立つことも必要だと感じています。
コロナ禍で業績が急激に悪化したお客さまを救うため、他行も参加するシンジケートローンを組成したことです。シンジケートローンは、1つの顧客に対して複数の金融機関が連携して融資を行うローンで、メインバンクである当行の主導で進めました。私は新宿支店時代にも何度か組成したことがありましたが、コロナ禍では他行の担当者と直接会うことができず、一時はどうなることかと思いました。10行以上の銀行と交渉しながら案件を進めていき、それでもやり遂げられたので達成感はありましたが、有事における融資の難しさを学んだ案件でした。
神奈川が好きで、地域の皆さんのために何かしたいという人が集まっているので結束力が強いことです。また「それは本当にお客さまのためになるのか」が判断の軸となっています。だからどの部署でどんな仕事をしても、意見が激しく衝突して険悪になることがありません。いつの間にか結束し、同じ方向を向いて議論している。それが横浜銀行の良さだと思います。
通勤時間は約40分。取引先の株価や関連業界のタイムリーな情報をつかむため、車内では経済紙の電子版をチェック。
前日分の日誌を提出し、お客さまや支店の融資担当者からのメールに返信。緊急の場合は予定を変更してお客さま先や支店へ向かう。
経営サポートグループは融資部でも外出が多い部署。支店で担当者と打ち合わせをしてからお客さまのところへ向かうことが多い。
本部の食堂とカフェを利用する。
お客さまが融資を受けている他行の担当者と今後の方向性を確認。利害関係者との情報交換はWebミーティングが定着している。
融資案件の審査。支店から届く審査書類を確認して融資を実行すべきかどうかを部内で検討する。
まっすぐ帰宅して家族と一緒に夕食をとり、子どもを寝かしつける。