サステナビリティ戦略企画・法人取引推進支援グループ ビジネスリーダー
2005年入行 政治経済学部卒
Y.I
入行後は法人渉外担当として本店営業部、新宿、綱島、阪東橋支店に勤務し、2019年より営業戦略部。趣味は読書で小説から歴史、経営やマーケティングの専門書まで幅広くカバー。休日は読書やスポーツ観戦などでリフレッシュしている。
※紹介行員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります
法人のお客さまのサステナビリティ経営を強化するための施策や、商品、サービスの企画・立案をおこなっています。たとえば「サステナビリティ・リンク・ローン」(サステナビリティ活動において、お客さまが設定した目標の達成状況に応じてお借入れ条件が変動する融資)の導入がその一つ。中小企業が取り組みやすい横浜銀行独自の商品「SDGsフレンズローン・ネクスト」も開発しました。現在は温室効果ガス排出量の可視化支援体制の強化、営業店担当者のサステナビリティに関するリテラシー向上を目的とした教育体制の整備にも力を入れています。
サステナビリティやESGは、この数年で急速に関心が高まった先端分野。国内外の政策動向や国際的な研究結果による変化が非常に速いという難しさはありますが、そのなかでさまざまな地方金融機関や関連会社(浜銀総研、浜銀ファイナンスなど)と能動的に連携して生きた情報を集める。そして、横浜銀行が築いてきたお客さまとのリレーションを生かしながら独自の施策やサービスとしてアウトプットする。そこに面白さを感じています。
2023年5月に「脱炭素セミナー」を開催できたことです。これは、2050年のカーボンニュートラルに向けた経営課題に取り組む法人のお客さまを対象としたオンラインセミナー。「何から取り組めばいいのか」とお悩みの中堅・中小企業の経営者の方にカーボンニュートラルの影響や動向をお伝えして課題を整理していただくために企画し、6つの金融機関で共催しました。当日は300名以上の方が視聴。終了後のアンケートでは「参考になった」「前向きに取り組みます」という感想をたくさんいただき、地域をはじめ、ご視聴いただいたお客さまのお役に立てた手ごたえを感じました。会場の申込みや機材の手配、スピーカーのコンサルタントとの交渉、各金融機関との調整など、初めてのことばかりで大変でしたが、取り組んでよかったです。
育児支援、フレックスタイム、ワークライフバランス支援をはじめ、自分らしく働くための制度が整備されているところです。私にとって大きかったのは、在宅勤務がここ数年で定着したこと。家族と過ごす時間が増えたのはもちろん、仕事においてもプラスでした。企画は、能動的に動くことが要求される仕事であり、最も時間を要するのはアイデアを具体化してプレゼン資料やパンフレットなどに落とし込む作業。自宅で集中的に作業できるのは本当にありがたいです。もちろん、対面でのコミュニケーションから生まれるアイデアや合意形成も大切なので、私は週1~2回在宅勤務を取り入れる今のバランスが気に入っています。
横浜銀行がこれからも「選ばれる金融機関」であるために、引き続き、お客さまの企業価値向上支援に取り組んでいきたいですね。目標はサステナビリティと成長性の両面に貢献できる付加価値の高いサービスを創出すること。そして、そのサービスをお客さまのニーズに応じて導入できる人財を育成することです。それが横浜銀行全体のプレゼンスの向上と地域の発展につながると信じています。
通勤時間は40分。電車内では音楽を聴きながら電子版の経済紙に目を通す。出社前、本店近くのカフェでタスクを整理するのも日課の一つ。
行内の各部署から届いているサステナビリティ関連の問い合わせメールへの返信で1日がスタートする。
サステナビリティ推進室、リスク管理部など、本部の関連部署とのミーティング。営業推進の進捗状況や課題解決についてディスカッション。
サステナビリティ関連の施策について、頭取、取締役に提案と説明をおこなう。経営陣が揃う会議でプレゼンテーションすることもある。
社内食堂で昼食。麺類が充実しているが、栄養バランスを考えて定食メニューを選ぶようにしている。
企画書や協議に必要なドキュメント、報告書などを作成。データベースを活用して経営データの分析もおこなう。
東京・神奈川の金融機関を訪問。サステナビリティに関する情報交換やディスカッションをおこない、脱炭素社会の実現に向けた施策につなげる。地方の金融機関を訪問してヒアリングをさせていただく機会も増えた。
都内に出かけたときはコンコルディア・フィナンシャルグループの本社オフィス(日本橋)に立ち寄ってリモートワークをおこなうことも。
週に2~3日は帰宅後にウォーキングや筋トレで汗を流す。考えを整理したいときは仕事着のままでひと駅歩くこともある。