総合職採用
「本部専門コース」について

入行と同時に、本部のデジタル戦略部またはICT推進部で
キャリアをスタートできる。

大学で金融や経済、デジタル・ICT技術について学んだ皆さんの知識とフレッシュな感性を当行の課題解決に活かしていただくため、
横浜銀行では本部のデジタル戦略部、ICT推進部でキャリアをスタートできる
「デジタル戦略コース」「データサイエンスコース」「ICT推進コース」の募集をおこなっています。
この部門のマネージャーや先輩たちは、皆さんにどのようなことを期待しているのでしょうか。

デジタル戦略部
副部長

T.M

デジタル戦略部 
業務改革グループ
ビジネスリーダー

K.T

ICT推進部 
システム基盤グループ
ビジネスアシスタントリーダー

H.N

※紹介行員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります

デジタル戦略部

デジタル技術によって新たな価値を創出し、社会や人々の生活向上に資するデジタルトランスフォーメーション(DX)を推し進める。2019年の設立以来、店頭用タブレットの導入や法人向けWebサービスの拡充など、多くの改革を実現してきた。

ICT推進部

当行の幅広い金融サービスを支える300以上に渡る業務システムの設計・開発・運用をおこなう。既存のシステムと新技術を組み合わせた新しいシステムを企画・構築し、お客さまや行内ユーザーの期待に応えている。また、銀行経営におけるトップリスクのひとつであるサイバー攻撃に対するセキュリティ強化対策も担っている。

新卒者に任せたらどうなるか、何を発見するか。
不安よりも楽しみの方がずっと大きい。

このコースで募集をおこなう理由とメリットは?

M:一番の目的はサステナブル(持続可能)な組織づくりです。現状では、支店で実務経験を積んだ新卒者が本部へ異動できるのは早くて3〜5年目。それから本格的にデジタル技術やICT技術を学び始めるという組織のままでは、デジタルトランスフォーメーションの推進とチーム力の向上を並行して進めるのが難しくなってきたのです。オープンカンパニーでも、FinTechに興味があり、大学でAIを学んだ理系の学生に「新卒は支店に配属」と伝えてがっかりされることが多くなっていたので、デジタル・ICT技術で業務プロセスやお客さまとの関係を変えていくことのできる人財を確保するためにも、このコースは不可欠だと思います。二人はどうかな?

T:支店業務を経験していない新卒者の配属は大歓迎。楽しみしかないですね。銀行にはどうしても保守的なイメージがありますが、新しい技術のなかでも特に進化スピードが速いデジタル技術に携わる人は、固定概念を持たずに飛び込んで来てくれた方がいい。私は支店に9年間勤務してからICT推進部に異動し、通信事業者系のSI企業への出向を経てデジタル戦略部へ来ましたが、本部に直接配属されるからこそ活躍できる人、芽生える才能というものが、きっとあると思います。

N:私は今、行内のITインフラの企画・運用、社内PCやテレワーク用モバイルデバイスの機能追加などの業務を通じ、トレーニーとして支店からやってきた後輩を指導しているのですが、これから毎年、こういう役割を担えると想像しただけで嬉しくなりますね。もちろん、稟議書を書いたこともない新入行員が業務改革を担えるだろうか?という思いもありますが、それは日々の業務を通じて教えていけばいいことなのでしょう。ですから今は心配よりも、データサイエンティストのような、必ずしも支店業務の経験を必要としない業務を新卒者に任せたらどうなるか、何を発見するか、という楽しみの方が大きいですね。

サステナブルな組織づくりをめざして
複数の部署に精通した行員を育てる。

どんな人財を採用し、1年目は
どんな仕事を任せていこうと考えていますか?

M:検討を進めているのは、アジャイル開発人財やデータサイエンティスト・アナリストの育成プログラムを作ること。そしていずれは、デジタル戦略部とICT推進部を横断してキャリアを形成できる仕組みをつくりたいと考えています。大学の専攻はこれまで通り不問ですが、できる人にはどんどん任せていきます。例えば、大学院に進みPythonでAIアプリケーションを開発していたような人であれば、1年目からアプリのアジャイル開発をおこなっているグループに加わってもらう、というイメージですね。

T:それ以外の人は、私が担当しているCRM(顧客管理)システムや融資業務支援システムの再構築プロジェクトや、AI/RPAによる業務改革プロジェクトのコンサルティング、キャッシュレス化の推進プロジェクトに入ってデジタル技術の基礎を学ぶという感じでしょうか。

M:そうだね。一人ひとりの素養に合わせて、最も親和性の高い部署と仕事から始めてもらおうと思っています。ICT推進部については、基盤グループでインフラの基礎を学ぶのもいいし、もっとお客さまに近いシステムを構築できるグループでもいいよね。

N:私のグループではデータサイエンスを支えるシステムを構築しているので、そこで学んでもらうのもいいかもしれませんね。

M:それはいいね。いずれにしても、デジタル戦略部とICT推進部では、一定期間ごとにジョブローテーションをおこなう予定です。

T:賛成です。私自身、ICT推進部からデジタル戦略部へ来て、これまでとは違う目線で物事を考えるようになったことで成長できたと思っていますので。

N:同感です。イノベーションは、今までとは違った目線で考えることによって生まれることが多いですからね。ICT推進部とデジタル戦略部。2つの部署の仕事に精通した行員が増えると、サステナブルな組織づくりも進むのではないかと思います。

イノベーションを実現するために
フラットな組織を作り上げてきた。

入社後に配属となるデジタル戦略部とICT推進部の
仕事の面白さ、職場環境の魅力について教えてください。

T:最新のデジタル技術を駆使して、銀行業務の見直しや新サービスを提案し、実現できるのがこの部署の魅力です。中途採用者も多く、特異なバックボーンを持つ人、確かなスキルを持つ面倒見のいい人たちがそろっていますので、自ら第一歩を踏み出して周りを巻き込んでいけば、ほとんどのことは実現できると思います。新しい技術やサービスに興味があり、ためらわずにアイデアを出せる方々と一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

N:銀行のなかにあるシステム会社に勤務しているような感覚ですが「どこにいっても気持ちよく仕事ができる」という横浜銀行の社風はしっかり受け継いでいますので、ここでキャリアをスタートするあなたも、自分らしく仕事ができると思います。4,400人以上の行員と約500万人のお客さまをつなぐシステムを扱うので責任も重くなりますが、社会的なインフラを支えているという実感は十分。学習意欲が尽きない方、理系だけど自信があるのはコミュニケーションという方には合っている職場ですよ。

M:イノベーションを実現するには、経験や年齢に関係なく、何でも遠慮なく発言できるフラットな組織にする必要がある。その信念のもとで多彩なバックボーンを持つ人財を意識的に集め、本部のなかではいち早くノーネクタイなどのビジネス・カジュアルやフリーアドレス制の導入などの改革に取り組みました。その結果、チャレンジ精神と信念さえあればできないことはないと信じて仕事に取り組める組織になりました。新入行員が配属初日に新たな領域へのチャレンジを表明したとしても「まだ早い」と笑う人は一人もいないと断言できます。ですから、デジタル技術とICTで銀行を、金融業界を変えてみせるという、強い気持ちで飛び込んできてください。

仕事についてトップへ