ICT推進部
経済学部卒
K.F
※紹介行員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります
ゼミの実践演習で中小企業のさまざまな課題をデジタル技術やICTを活用して解決する方法を学び、その知識を活用できる仕事に就きたいと考えたこと。小学校から続けているボランティア活動である地元のNPO法人が発行する新聞の記者として中小企業や商店街の店舗を取材するなかで、神奈川県のDX推進に貢献したいと思ったこと。この2つが横浜銀行の本部専門コースを志望した理由です。
入行後3ヵ月間は、溝の口支店と武蔵小杉支店で出納、窓口、渉外などの店舗業務を先輩の指導を受けながら経験しました。店舗業務の効率化やペーパーレス化をはかるため全店舗に導入されているタブレット端末の課題がわかり、操作面だけではなく、初めて利用されるお客さまへのお声がけも工夫する必要があると感じました。
配属されたのは、銀行業務をおこなうために不可欠なシステムを管理するICT推進部。そこで私は、マイナンバー関連法案の対応、店舗業務改革計画(品質管理の改善、ATM敷設等)の立案、システム監査資料の収集・作成、ATMの障害対応などに携わっています。まだまだ勉強段階ですが、心がけているのは自分本位で仕事をしないこと。システムを使うユーザーにとっての利便性を第一に考えるようにしています。
この部署のおもしろさは「攻め」と「守り」双方のシステムの管理・運用ができることです。「攻め」は店頭業務の改革や最新システムの導入。「守り」はセキュリティ対策や監査対応などです。何かを変える施策を考えるとき、私はどちらかといえば「守り」から入る性格で、それが金融業界に合っていると思っていました。しかし、金融業務のデジタル化において要求されるのは「攻め」と「守り」の両立。2年目はそのバランス感覚を磨きながら、人と技術をつなぐ役割を担っていきたいと思っています。