※紹介行員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります
東部地域は土地や農地を何代にもわたって受け継がれている地主さまとのお取引が多いエリア。地主さまへのご融資は地域経済の活性化に直結しますので、相続発生に伴う債務引受、不動産投資向け資金融資等のソリューション提案を積極的におこなっています。
賃貸物件を所有されているお客さまへのアパートローン(建て替え)の提案をしました。お客さまのメインバンクは、他行。家賃収入も安定していたことから、横浜銀行の提案はなかなか届きませんでした。それでも、営業店と本部(ソリューション営業部)が連携して粘り強くニーズの喚起を続けたところ、状況が一変。当行の進言で物件の現状を確認されたお客さまは、賃貸管理会社に管理を一任したまま長らく放置していた賃貸アパートが荒れ放題になっていることを知り、当行に相談されたのです。
最も深刻な問題は、外国人の不法入居でした。「このままでは子どもへ相続できない」。頭を抱えられたお客さまに、横浜銀行はアパート建て替えと、管理会社変更のご提案をしました。建て替えするには、現入居者とのやり取りは避けて通れないもの。当行がご紹介した管理会社にて弁護士と連携しながら法に則った退去の手続きをサポートし、そのうえで現在の賃貸不動産マーケットで枯渇しているファミリー層向け物件(1LDK~3LDK)への建て替えプランを改めて提案。さらに、賃貸物件に実績のある建設会社と解体工事会社をご紹介しました。「誠実な仕事をしてくれる会社を慎重に選びたい」という要望に基づき、取引先のなかから複数の会社をリストアップし、ビジネスマッチング・専門家紹介という形でご紹介。長期間に渡るリレーションの構築と、お客さまに寄り添ったソリューション提案が信頼に繋がり、建て替え資金をメインバンクではない当行でご融資させていただくことになりました。都内の物件のため、ご融資の契約手続きからはお客さまの利便性を考慮し、都内店舗に引き継ぎましたが、今は竣工の便りを心待ちにする日々です。
2019年入行
M.S
個人渉外として資産形成に関わるコンサルティングと資産家向け融資のニーズ喚起をおこなっている。この案件では本部のソリューション営業部と連携した建て替えの提案から、建設会社・管理会社の紹介、解体会社とのビジネスマッチングまでトータルに担当した。
このお客さまは既存お取引先である地主さまのご親族で、お会いする場所は賃貸アパートを所有されている都内。常に対面での話し合いを希望されていたので、お約束の日は他の予定を入れず、支店から片道2時間近くかけて訪問しました。金額が大きかったためお客さまの要望もなかなか固まらず、建設会社・解体会社の担当者を伴ってプランのご提案と修正を繰り返す日々が続きました。アパートローン融資は何度も提案を重ねて進めていくものと頭では分かっていても、経験の浅い私は「これほど時間がかかるものなのか」と思うこともありました。
そんな状況でも気持ちを切らさずに対応できたのは、お会いするたびにお客さまから「いつも遠いところまでありがとうね」という言葉をいただいていたからです。「入居者の皆さんが安心して暮らせる物件を子どもに遺したい」。その一心で建て替えを決断されたことも知っていましたので、どれだけ時間がかかっても横浜銀行の個人渉外として最善を尽くそうと考えていました。
今は物件の最寄り店に担当を引継ぎましたが、これからも横浜銀行とお客さまの信頼関係が永く続くことを心から願っています。
旧上瀬谷通信施設で開催される国際園芸博覧会に係る支援協力などを通じて、グリーンシティの推進や地域活性化に貢献しています。
当行行員が横浜国立大学・青山学院大学から「産学官金連携コーディネータ」の委嘱を受け、関係者の橋渡し役を担いながら、産学連携による地域企業の課題解決に取り組んでいます。
老朽化や住民の高齢化などを受け進んでいる大規模団地の再生にあたり、シンジケート・ローンの組成や、建替資金の協力、再入居を希望する方へリバースモーゲージローン等の支援をおこない、多世代が安全・安心に暮らせるまちづくりを支援しました。